若者の声を社会へ
仲間と挑んだ半年間

  • 国際地域学部 国際地域学科2年 三摩 倭女さん(愛知県立千種高等学校 出身)

 「私もできる」を、私たちがつくる―。三摩さんはそんな理念に基づき、若者の政治参加を促す取り組みをしているNPO法人ドットジェイピー福井支部で、今年4月から9月までの半年間、代表を務めました。
 きっかけは1年生の夏に同団体が主催する議員インターンシップに参加したこと。学生スタッフが楽しそうに活動している姿を見て、「自分が成長できるきっかけになるのでは」と感じ、その年の10月からスタッフとして活動を始めました。半年間の活動を経て、エリアを取りまとめる学生から推薦を受け、代表に就任しました。
 スタッフの仕事は、インターン参加者を集め、議員と学生をマッチングさせること。さらに、インターンの充実を図るため交流中国足球彩票を企画?運営します。今年は、若者の投票率を高めたいという思いから、福井駅前などで投票を呼びかける活動にも挑戦しました。
 「インターンに参加する学生のキャンセルが続いたときは落ち込んだが、仲間に支えられた。最後までやり遂げられたことが嬉しい」と振り返る三摩さん。将来の夢はまだ模索中。それでも「新しい職業や生き方を知って、興味を持ったことを自分から調べようと思えるようになった」と話し、次の一歩に向かって着実に歩み始めています。